ニキビの治療
ニキビケアではクレーター状のくぼみを顔に残さないように注意
ニキビといってもいろいろな形があります。特に注意が必要なのは炎症性のニキビです。赤くてはれ上がったものや、周囲が赤くてその先端が白く膨れたものをさします。こうしたニキビこそが、放っておくと、クレーター状の跡を残すので大変危険なニキビといえるでしょう。
また、こうしたニキビが10個以上ある場合は、繰り返しニキビ出やすく、自然治癒は大変難しいでしょう。しかしながら、このような症状になっているのにまだホームケアで市販薬の処置を継続するのは大変危険なことです。やがてこれらがクレーター状のニキビ跡になってから医療機関に受診に来る人が多いといいます。
このように間違った手当てやケアでクレーター状のくぼみを一旦顔に作ってしまうと、皮膚の表面を削る外科的手術をしないと治らないといいます。そのためきれいに治すためには、まずニキビの状態をきちんと把握して、適切な対処をすることが重要といえるでしょう。
もし赤いニキビが多発するなら、すぐに医療機関を受診しましょう。炎症の始めのころであるならば、薬が大変よく効きますので、すぐ医療機関を受診されることをおすすめします。
一方、同じニキビの仲間で、毛穴の部分がほかの皮膚と同じ色でブツブツと盛り上がっていたり、またはブツブツの先端だけが黒く見える場合を白ニキビ(コメド)といいます。先の炎症性のニキビの前段階の「芽」に相当します。
白ニキビ(コメド)は毛穴の入り口が角質で詰まっています。そのため、分泌できなくなった皮脂が毛包にたまったいる状態になってます。ただし、この段階をホームケアできちん処置すれば炎症性のニキビになる可能性はありません。
まず、原状のニキビがどちらかしっかり把握しましょう。もし炎症性のニキビが多い場合は医療機関を受診しましょう。白ニキビの場合であれば、ホーメケアをきちんと行えばクレーター状のくぼみ跡を残さずニキビは完治します。
ニキビのホームケアで大切な5つの項目
ホームケアでニキビ処置に大切な注意事項が5つあります。
1)ニキビは絶対につぶさないことを守る
ニキビを自分でつぶすのはよくありません。つぶしたいほどひどいニキビは必ず医療機関で処置を愛けたほうがいいでしょう。処置を誤ると、跡を残す危険性が増えます。周囲の組織を傷付けて炎症をひどくする上、指に付いていた雑菌などが入って化膿することもあります。
2)ニキビがつぶれたらまず熱い湯で洗う
◆熱いお湯で洗う
⇒血管が広がることで穴がふさがります
⇒くぼみ跡を残さずに治癒します
ニキビがつぶれると、真皮にまで達する深いくぼみができます。そのままだと、そこを表皮が覆ってくぼみが残ってしまうのでクレーターとなります。跡を残さないようにするには、40~43度ぐらいの熱い湯で洗顔することをおすすめします。真皮の血管が拡張して周囲の組織を盛り上げてくぼんだ部分を押し上げてくれます。
◆冷たい水で洗う場合
⇒穴があいたまま治るので注意ください
3)化粧パフやタオルはいつも清潔に保つ
ニキビが化膿するのは、アクネ菌などの雑菌がこれらのものから付着するためです。(尚、アクネ菌はだれにでもいる菌です。)ニキビに直接触れる機会がありますので、タオルは清潔さを維持していないと、ニキビを化膿させる最大の要因にもなります。
4)シャンプーリンスはよくすすぐように
お風呂の洗髪時には、よくすすぐことを励行しましょう。これらのニキビは、シャンプー、リンスなどのすすぎ残しがある髪が触れた肌にできやすいです。特に、首からあごにかけて、または額に多い20歳代後半からのニキビでは注意しましょう。
5)洗顔はこすらないで1日2回
洗顔料はよく泡だてて、こすらないようにしましょう。皮脂を洗い流すために、洗顔は重要で1日2回で十分ですが、それ以上洗うと肌のバリアとなる角質層の脂質までなくなっていきます。ただし、クレンジングで十分化粧を洗い落としてから洗顔をするようにしましょう。
塗って治す最近のニキビ治療
従来の日本のニキビ治療では、赤ニキビなどの炎症性になってしまったニキビの対症療法が主に行われていました。しかしこれでは、赤くはれている炎症性のニキビが収まっても、後から再びニキビが出てきて、くりかえしになりことが多いです。これではイタチごっこで切りがありませんね。この悪循環を断ち切るにはどうしても白ニキビ(コメド)の時に有効な対策を打たないといけません。
そのため最近の治療では炎症性のニキビはもちろんのこと、白ニキビ(コメド)まで解消するものがおこなわれています。
白ニキビの様子はぷくっと膨れ止がって、中にニキビの毛細根ができているような感じです。皮脂が毛穴にたまった状態の白ニキビ(コメド)は、毛穴の入り口が詰まっています。そうなっている理由は毛穴の入り口の角質が厚くなっているせいです。したがって最新治療の処方簑は実に簡単で、角質をはがす作用のある薬剤を塗って、毛穴をふさいだ角質を取り除くことが行われます。
従来の治療では角質をはがすイオウカンフルローションというものが使用されてました。最近はこれに代わって、日本で医薬品としては販売されていないものの、医師たちが自家調製の薬として使っているレチノイン酸あるいは、グリコール酸や乳酸などのアルファヒドロキシ酸(AHA)が使用されています。これらの薬品はイオウカンフルローションよりも効果がより強力です。
レチノイン酸の場合は、通常1カ月処方すれば、新しいニキビはできなくなるといいます。レチノイン酸の場合、塗ると肌の内側に作用して角質がはがれてきます。ただし、レチノイン酸は動物実験で奇形が出たという報告もあります。念のため使用の際は医師と相談して、使用前の避妊などをして使う注意も必要でしょう。
一方のAHAは、角質細胞の接着を外側から弱めて、角質をはがれやすくする効果があるといいます。乳酸と同様に角質をはがす効果のあるサリチル酸などを混合したジェシナー氏液あるいはグリコール酸のふき取りタイプの塗り薬を便う場合、2~6週間で毛穴が縮小していき白ニキビ(コメド)が消えてきて、約2ヵ月くらいでニキビが改善するという報告もあります。
ニキビの原因別治療法の選択の仕方
これまでに述べてきたようにニキビの主な原因は角質がだんだんと厚くなって毛穴が詰まることと、それにともない皮脂が増えていくことにあります。加えて炎症性の赤ニキビができてくる原因としては、皮脂が分解されて遊離脂肪酸になり、これが炎症を引き起こすの元凶になるのです。
最近の治療ではこれらの症状に対して、角質が厚くなることに対してはクリコール酸やレチノイン酸
が有効であることがわかってきています。また、根本的に行う薬として服用する治療としては、ホルモン治療
や抗生物質が使用されています。抗生物質には皮脂を抑制するものと化膿を抑制する作用をもつ2つのタイプがあります。またホルモン治療
には皮脂分泌の抑制作用をもちます。
以下治療法を症状・原因別にまとめておきます。
【症状・原因別治療法の選択】
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症状 従来の治療法 最近の治療法
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1)皮脂が増加する 油分を控える ホルモン治療
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2)角質が厚くなる イオウカンフルローション レチノイン酸
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ピーリング(AHA)
3)アクネ薗の増加 顔を洗う アクアチムクリーム
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(含生活指導)
4)炎症の悪化
・活性酸素が原因 特になし ビタミンC誘導体
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・遊離脂肪酸が原因 特になし ミノサイクリン
(リパーゼをおさえる)
・細菌が原因 クロライド薬 マクロライド薬
ニューキノロン薬
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ニキビ治療では漢方も効果あります
ニキビの治療にはそのタイプ別に薬を選ぷ必要があります。ただやみくもに使っていると効果がないばかりか逆効果になる場合もありますので注意が必要です。
にきぴのタイプには、大きく分けて2種類あります。体力のある人にみられる場合が多く、先がとがって赤くなり、先端にうみをもつものです。それと反対に体力のない人にできやすいというのが平べったくて多少紫がかった赤色をしており、うみは少ないものです。
あなたのニキビのタイプはどちらでしょうか?2つのタイプででちらかを基準にして漢方薬を選びます。ニキビの治療は、漢方薬では最も得意といわれる分野にあたります。
漢方を使った治療では、あなたのニキビ以外にもニキビに伴ってあらわれる全身症状、例えば顔のほてりやのぽせ、便秘、月経不順、月経困難症などが同時に改善していく効果も期待できます。また、おでき、面ちょうの治療もニキビの治療と同様に行われます。
【治療例】
半年以上もニキビの悩みを抱えていた学生のA子さんの例を紹介いたします。
A子さんの場合は、ニキビが顔だけでなく肩や背中、乳房にまで広がって悩んでいました。A子さんのニキビは先がとがって赤くなり、先端にうみをもつ赤ニキビでしたので、それに最も適した清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)を処方して服用してもらいました。その結果、だんだんと症状も改善してきて、約半年後にはきれいにニキビが治りました。
その他の漢方薬として十味敗毒湯、大柴胡湯(だいさいことう)、小柴胡湯、温清飲(うんせいいん)などもあります。自覚症状にあわせて選択できます。詳しくは漢方をあつかう治療院とがでご相談ください。
いろいろ薬をためしてみたがうまくいかなかったという方は、こういう漢方薬をためしてみてはいかがでしょうか?
服用する薬で皮脂を減らし炎症を防止する
根本的なニキビ治療に対するアプローチは、服用薬を処方してもらい体の中から作用させるといのも、白ニキビ(コメド)がひどい炎症性のニキビになるのを予防する効果的な方法です。ニキビ治療に熱心な皮膚科医の治療であれば、医師向けに販売されている薬剤が該当します。当然保険診療となりますので、レチノイン酸やAHAに比較して治療費が安くすみます。
皮脂が多い人は、男竹ホルモンの影響が強いとよくいわれています。女性の場合でも若い頃には、男性ホルモンが多くでている人がいます。治療には、まず犬きく分けて三つのアプローチを行います。
1)皮脂を減少させる
2)炎症の原因物質を抑制する
3)雑菌が入って化膿するのを防止する
◆皮脂を滅らす治療
『メサルモンーF』という薬がよく使われているという。「うぶ毛が濃い女作などには、効果が」LがるようですLと堀越院長は話す。
◆ニキビが炎症を起こす原因となる皮脂の分解を抑制する
皮脂が分解されると、それが毛包を刺激することになります。それによって炎症がひきおこされます。抗生物質は通常細菌に効果を発揮するとされているが、この場合使用されるミノサイクリンという抗生物質は目的が少々異なります。ミノサイクリンにはこの皮脂が分解するのを抑制する作用があります。
◆雑菌によってニキビが化膿するのを防ぐ
炎症がひどくなったニキビ治療の場合には外側から手がだしにくいので、化膿を防ぐためにも体の内部から効果を発揮する服用薬のメリットが大きいといいます。
この治療には化膿の元凶になりやすいブドウ球菌によく作用するマクロライドというタイプの抗生物質が有効です。
いずれの治療薬も、白ニキビ(コメド)が炎症を引き起こす過程や、炎症性の赤ニキビが化膿してさらに悪化するを予防してくれるます。このような服用する薬と塗って治療するレチノイン酸やAHAとを併用すれば、ニキビの原因を元から治療することができるようになりました。これで再発するニキビとも完全に.手をきることができるでしょう。
ピーリング治療の費用と期間
小ジワを収るには真皮まで浸透するディーピーリングが必要ですが、ニキビだけなら角質屑だけのソフトなピーリングでそれなりの効果はありますので充分でしょう。通常は2週問おきに5~6回処置を行います。個人差はありますが、2~3週問あけて3回以上ピーリングをすると、かなりよくなります。だいたい約2ケ月で効果がでるといいます。
ニキビの芽ともなる白ニキビ(コメド)が新たにできるのを防ぐので、数回続けると新しいニキビができなくなって、ニキビの跡も消えてくるといいます。
このようにピーリングをすると、酸の刺激が表皮の基底細胞屑まで伝わって皮膚の新陳退社謝が活発になります。酸の働きで、異常角化した毛穴の出口部分の角質がはがれ、たまっていた皮脂がスムーズに外に出てくるようになります。
きになる治療費用ですが、まだ健康保険は適用されておらず、1回の料金は1万~1.6万円というところが多いようです。
3回ピーリングを受けるとして、少なくとも5万円程度はかかることになります。それだけに、病院でよく説明を受けて納得したうえで治療を受けるように注意しましょう。ただし、ピーリング治療も万能ではありません。肌の状態が悪い時にやれば、改善に向かいますでも、肌の状態がいいときにはかえって悪くなることが多いのでこの点注意が必要でしょう。
安心できるピーリング治療の条件をよく担当医と相談してみてください。そうすればあなたも納得のいくちようとこうかを売ることができます。
ニキビを短期間に治したい人はピーリング治療が効果的です
ニキビ治療は医師によってかなりちがってくる場合もあります。つまりそれほそたいした疾患ではないという認識に起因するものといえます。そのうち治まるよという医師も多いですが、それではいつ治るのかわからないし、くぼみ跡になるかもしれないと心配する人も多いでしょう。できればとにかく早く治したいという人には、医師によるピーリング治療が威力を発揮します。
日本でも、最近このピーリング治療を行う形成外科や皮膚科が大変多くなりました。ビーリング治療はグリコール酸や乳酸などのAHAや、サルチル酸などを塗って、皮膚表面の角質をはがす治療法です。.ピーリング治療はひどいニキビには特に有効です。
ピーリングを怖がる患者さんも中にはいるようですが、ピーリング治療経験が豊宮な知識のある医師が行えばまず問題はありません。
女性誌などで最近よく掲載されている「小ジワを減らし、クスミも消える」というピーリング治療はニキビの治療として行う場合に、最も効果が現れてきます。ニキビの原因を取り除くのに、毛穴の入り口の角質が厚くなってしまっているというケースではまさにうってつけの治療といえるでしょう。
ピーリング治療は病院の治療室で濃度の高いグリコール酸などを顔に塗布して、医帥が偵重にチェックしながら、角質層に洩透させていきます。、治療後は角質層の細胞間の接着力が緩和されていくので1週間後には角質層が白然にぼろぽろとはがれていきます。
とにかく早く治したいという人には、医師によるピーリング治療をおすすめします。







